特報!『戯曲アルセーヌ・ルパン対ハーロック・ショームズ』ついに邦訳! 2020年4月発売予定

幻の対決を、ついに日本語で!
『戯曲アルセーヌ・ルパン対ハーロック・ショームズ 1910年 パリ、シャトレ劇場』、刊行。

――モーリス・ルブランが公認し、1910年当時のパリでヒットしたといわれるこのパロディ劇は、「ルパン対ホームズ」ものとしてはかなり初期の作品とされていますが、その全容は長らく不明でした。しかし2019年、熱意あるマニアが脚本を発見。ここに邦訳をお届けできる運びとなりました。さらに本作のヒロイン「ミス・クラーク」は、ルブランがルパンシリーズ原作 (『813/続813』) へと逆輸入したキャラクター。彼女の素顔がついに明らかに……!
トサカ文庫より今春刊行予定。お楽しみに!

◎新型コロナウィルス対策の影響で刊行時期を変更する可能性があります。ご容赦ください。最新情報は当サイトまたはTwitterにて公開します。


『戯曲アルセーヌ・ルパン対ハーロック・ショームズ』
Arsène Lupin contre Herlock Sholmes
1910年10月 パリ、シャトレ劇場にて初演

モーリス・ルブラン 原作
ヴィクトール・ダルレ/アンリ・ド・ゴルス 作
萩原 純 訳

スルタン・ダイヤモンドをめぐって怪盗紳士アルセーヌ・ルパンと名探偵ハーロック・ショームズが対決! パリの大邸宅から遊園地、狩猟大会や地底窟など多彩な場面を凝った舞台装飾で表現し、ダンスやバレエ、サーカスの要素も詰め込み、1910年パリ・シャトレ座でヒットしたコメディ作品。本作のヒロインはルパンマニアが長年謎を追ってきたあの「ミス・クラーク」!
モーリス・ルブラン公認のパロディ演劇スクリプト、本邦初訳。



本作の特徴
■アルセーヌ・ルパンシリーズ原作者モーリス・ルブランが公認したパロディ舞台作品スクリプト
■2020年3月時点で確認できる最も古い「怪盗対名探偵」もの
■ルパンマニアにとって長い間謎だった「ミス・クラーク」がヒロインとして登場
■きわめて入手しにくかったフランス語原書の全文をついに確認。直接翻訳しています

体裁 A5サイズ 180ページ予定 


訳者 : 早稲田大学第一文学部哲学科卒。アテネ・フランセにてフランス語を学ぶ。アルセーヌ・ルパン、モーリス・ルブランを研究。(邦訳作品 : アンドレ・マッサン「アルセーヌ・ルパンとハーロック・ショームズ」、モーリス・ルブラン「友の助け」 ともにミステリ・マガジン2018年11月号所収)

2020年4月 盛林堂書房様にて先行取扱開始予定!

◎新型コロナウィルス対策の影響で刊行時期を変更する可能性があります。ご容赦ください。最新情報は当サイトまたはTwitterにて公開します。

ご期待ください!